大学教員が高校生に向けて学問の魅力を紹介するウェブサイト「夢ナビ」に、Anisoria Technologies(アニソリアテクノロジーズ)で技術開発・プロダクトオーナーを務める稲葉優文(関西大学 システム理工学部 グリーンエレクトロニクス工学科 准教授)の講義記事が掲載されました。
講義タイトル:構造制御の新技術で半導体を冷ませ! 需要高まる熱制御技術
掲載ページ:https://yumenavi.info/vue/lecture.html?gnkcd=g016211&SerKbn=6
講義では、まず半導体の発熱問題を取り上げています。生成AIの普及によるデータセンターの拡大や電気自動車(EV)の普及で深刻になっている問題で、熱を制御するサーマルマネジメントの必要性が高まっています。そのうえで、当社のコア技術である回転電極電界整列技術の原理を解説しています。電界による誘電分極でフィラー粒子を樹脂の中に整列させ、電極全体をゆっくり回転させることで、重力によるフィラーの沈降を打ち消す仕組みです。ダイヤモンドフィラーを使い、熱伝導性と柔軟性を両立させた放熱シートの開発事例もあわせて紹介しています。

さらに、少量の先端材料でデバイスを高性能化するこの方法は、放熱シート以外に通信分野や再生可能エネルギー分野にも広げられます。レアアースなど、地政学的リスクのある材料への依存を減らすことにもつながると述べています。
当社はこれからも、「材料を増やす」のではなく「材料効率を上げる」という考え方で、先端産業を支える機能性複合材料の社会実装を進めてまいります。
動画もぜひご覧ください。
